こんにちは!アイズスポーツ整骨院 西新院 柔整師の奥永です。
今回はスポーツ損傷の中で最も多い怪我である「足関節捻挫」について説明します!
捻挫の分類
捻挫とは、関節を支持している靭帯が痛むことです。
スポーツ中、ジャンプの着地で誤って足の上に乗ってしまったり、
グラウンドの窪みや芝生に足を取られて足首を捻ってしまう事があります。
場合によっては、骨同士がぶつかり起こる「剥離骨折」や、
靭帯や筋肉によって骨を引っ張り起こる「裂離骨折」に分類されます。
その際の靭帯の痛む程度によって捻挫は3つに分類されます。
Ⅰ度は微小損傷、Ⅱ度は部分損傷、Ⅲ度は完全断裂に分けられます。
これらは、度合いによって治療も異なるので、慎重に検査する必要があります。
捻挫の症状
足関節捻挫の多くは内側に捻って起こります。
その為、外側の靭帯が伸ばされ損傷し、外くるぶしの腫れや、周辺の痛みが生じます。
受傷後に体重をかけられない、腫れが強い、皮下出血がみられるなどの症状がある場合は注意が必要です。
捻挫の治療
Ⅰ・Ⅱ度の捻挫ではRICE処置を行います。
Ⅲ度の捻挫ではRICE処置、さらに2~3週間の固定をすることがあります。
重度の損傷は軟骨損傷を伴っていることも多く、放置すると慢性化するだけでなく、変形性足関節症になる恐れもあり、しっかりとした治療が必要です。
スポーツ復帰までのリハビリ
リハビリテーションをきちんと行わずに復帰をすると捻挫を繰り返したり、足関節の痛みなどの後遺症を残すことがあります。
なので3つの段階でリハビリを行い、スムーズにスポーツ復帰をしましょう!
第1段階
捻挫直後の時期でRICE処置を行います。(悪化させないために)
第2段階
捻挫して硬くなった足関節を柔らかくし、動きを良くしていきます。
その為に、足関節周辺の筋肉を鍛え、マッサージやストレッチで柔軟性を出し、衰えた筋肉の力を取り戻します。
第3段階
バランスを取る練習をします。
痛みが引いて直ぐは筋肉の衰え等で上手く身体が動かせず、再発の可能性があります。
ジョギング・ダッシュ・ストップ・サイドステップなどの実践練習を行ったうえで、復帰しましょう。
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