日別アーカイブ: 2025年11月26日

マラソンは脚だけじゃ走れない。走りを支える筋肉の話。

こんにちは、ベイサイド院スタッフです!!

「マラソンは脚の筋肉が大事」

そう思っている方、多いんじゃないでしょうか?

もちろん間違いではありません。

ですが、実際に走ってみると気づくはずです。

脚だけじゃ走れない。

マラソンは全身運動です。

フォームが崩れたり、足が重くなったり、後半でペースが落ちてしまう方は、どこかの筋肉が上手く働いていない可能性があります。

今日は、マラソン中に特に働いている筋肉を、目的別にざっくり整理しておきます。


■ 推進力を生む筋肉

走る力の“エンジン”になるのは、下半身の大きな筋肉です。

  • 大殿筋(お尻)走りに勢いを与えるメインのパワー源。
  • ハムストリングス(太ももの裏)スピードや歩幅に関係します。
  • ふくらはぎ(下腿三頭筋)地面を蹴り返す役割。

ふくらはぎだけパンパンになる方は、ここばかり使ってしまっていて、他の筋肉が働けていないケースがよくあります。


■ 衝撃を吸収する筋肉

1km走るだけで、膝・股関節に体重の3〜5倍の衝撃がかかります。

その力を受け止めているのが、

  • 中殿筋(お尻の横)骨盤のブレを抑え、膝の向きを正しく保つ筋肉。
  • 大腿四頭筋(太もも前)着地衝撃を吸収してくれる大きなクッション。
  • 腸腰筋(股関節)足の上げ下げがスムーズになります。

これらが弱いと、膝痛やシンスプリント、股関節トラブルが起きやすくなります。


■ 姿勢と呼吸を支える筋肉

走っていて、後半フォームが崩れてしまう方は、体幹がうまく働いていない可能性があります。

  • 腹横筋体を固定する“コルセット”。
  • 多裂筋背骨を支え、姿勢を維持。
  • 横隔膜呼吸の安定に関わる大切な筋肉。

ここが使えると、走りが楽になります。

余計な力が抜け、ブレず、リズムが安定します。


■ 足裏の筋肉

最後に忘れてはいけないのが足裏。

  • 足底筋群

ここが弱いと、着地が不安定になり、膝・腰・股関節に余計な負担がかかります。

外反母趾や扁平足の方は、特に注意です。


■ まとめ

マラソンは脚の筋肉だけで走るものではありません。

推進力・衝撃吸収・姿勢と呼吸・足裏の安定、この4つが揃ってこそ、故障なく、気持ちよく走れます。


■ 最後に

もし今、

  • 走ると膝が痛む
  • ふくらはぎばかり疲れる
  • 後半フォームが崩れる

そんな状態で悩んでいるなら、

筋力不足ではなく使い方のクセが原因かもしれません。

痛みを取るだけでなく、

「走れる身体」「疲れにくい身体」を目指していきましょう。

走ることを楽しめる身体づくり、応援します。

アイズトータルボディステーション&アイズスポーツ整骨院 ベイサイド店

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